ねりごまとは?作り方や活用レシピを紹介
煎ったごまをすりつぶして練り上げた「ねりごま」は、ペースト状で食材に絡みやすく、調味料に混ぜたり、パンやデザートにかけたりと幅広い使い方ができるのが特徴です。濃厚な風味があるので、いつもの料理にコクを加えて満足感を高めてくれます。
ごまは栄養豊富で体によい食品ですが、皮つきの粒丸ごとを食べるとそのまま排出されてしまい、消化されにくいのがネックです。その点、皮を粉砕したねりごまであれば、微量成分「セサミン」を含む、ごまの栄養を余すところなく消化吸収できます。
本記事ではねりごまの活用レシピも紹介するので、ぜひ食生活に取り入れてみてください。
ねりごまの作り方|いりごまをすりつぶして練り上げる
ねりごまは、煎り上げたごまを油分が出るまですりつぶし、なめらかなペースト状になるまで練り上げたものです。とろりとした舌触りとごまの持つ豊かなコクを楽しめます。
ねりごまは、瓶やパウチ入りの市販品を買うのが便利ですが、自分で作ることも可能です。家庭での作り方としては、すり鉢とすりこ木を使っていりごまを丹念にするか、フードプロセッサーで攪拌します。フードプロセッサーを使うほうが簡単ですが、市販のねりごまよりもややザラッとした仕上がりです。
食感のなめらかさを重視するなら、市販のねりごまを買うほうがよいでしょう。真誠のねりごまは、国際的な食品安全マネジメントシステムである『FSSC22000』を取得した安全な国内工場で生産されており、独自製法によりごまを微細な粒子にまで練り上げているのでなめらかです。
手軽にごまをたくさん食べられる、ほかの調味料に混ぜやすくアレンジの幅が広い、ペースト状なので消化吸収がスムーズといった点がメリットです。
ねりごまの活用レシピ|料理・調味料・お菓子に幅広く使える
なめらかなペースト状のねりごまは、食材と混ぜる(和える)、調味料に加える、パンやアイスクリームに塗ったりかけたりする、といったさまざまな使い方ができます。いくつか活用レシピの例を挙げるので、参考にしてみてください。
食材と混ぜる(和える)
- 豚バラと人参の黒ごまカレー:豚バラ角煮用、玉ねぎ、人参、市販のカレールウでカレーを作り、仕上げにねりごまを加える
- ごま豆腐:本くずと水を合わせて溶かしてこし、ねりごま白を加える。のり状になってきたらごま油を加えて、しばらく沸騰させて練り上げ、流し型に入れて冷やし固める
- きのこの味噌汁:しいたけ、しめじ、えのきをだし汁で煮て、仕上げに味噌とねりごまを溶かす
- ねりごまドレッシングのクリーミーキャロットラペ:千切りにした人参とレーズンに、ねりごまと寿司酢を1:1で加えてよく揉み込む
- ごまで濃厚!ツナと野菜のわんぱくサンド:油を切ったツナ缶にクリームチーズとねりごまを混ぜてものを、野菜や卵といっしょにパンに挟む
調味料に加える
- バンバンジー:トマトやきゅうりなどの生野菜と茹でて食べやすい大きさに切った鶏胸肉に、ねりごまとめんつゆを1:1で混ぜたたれをかける
- ディップ:スティック状に切った生野菜(きゅうり、にんじん、大根など)に、ねりごまと焼き肉のたれを1:1で混ぜたディップをつける
- 温野菜のごまマヨディップ添え:好みの温野菜にねりごま1:マヨネーズ1:みそ1を混ぜたコク旨ディップをつける
お菓子
- ねりごまバナナヨーグルト:ヨーグルトの上にカットしたバナナをのせ、ねりごまをかける。甘みが欲しい場合は蜂蜜やメープルシロップをかけてもよい
- 白ごまソースのアイス:バニラアイスや好みのフルーツの上にねりごまをかける
- 黒ごま蒸しパン:ホットケーキミックスに、牛乳または豆乳・卵・ねりごま・砂糖を混ぜたものを加えて、カップに入れて蒸し器で蒸す
- 白ごまプリン:市販のプリンミックスにねりごまを混ぜる
そのほか
- 黒ゴマトースト:食パンをトースターで焼き、ねりごまと蜂蜜を混ぜて塗る
- 豆乳と黒ごまの香ばしホットココア:温めた豆乳にねりごまと調整ココアを加える。好みでホイップクリームをのせる
ねりごまはペースト状で飲み物に溶かしやすく、さまざまな食材となじみやすい味なので、スムージーやプロテインドリンクに少量混ぜて味変やコクだしに使うのもおすすめです。
油分が分離したらよく混ぜ、開封後は早めに食べきるように
真誠のねりごまは、増粘剤や乳化剤などの添加物をいっさい使用していないため、ごまから出た油と、タンパク質や細胞壁成分などの粒子との比重差によって、油分が分離しやすいです。
使用前に分離している場合は、パウチであれば袋ごともみほぐし、瓶であれば清潔な乾いたスプーンでよく混ぜると、問題なく使用できます。硬くてもみほぐせない(混ぜられない)場合は、容器ごと人肌程度に湯せんするとよいでしょう。その際、ねりごまの中に湯が入らないようご注意ください。
ねりごまは未開封の状態であれば賞味期限が長い(製造日から18か月)ですが、一度開封すると酸化が始まってしまうので、3週間~1か月程度で食べきるようにしましょう。
この記事で紹介した商品
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純おいしいねりごま白パウチ
香ばしく煎りあげたごまをすりつぶし、なめらかなペーストになるまで丹念に練りあげました。
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分離しても容器ごと揉みほぐせるべんりなパウチタイプです。
ごま100%で添加物を一切使用していません。
ほのかな甘みが特徴。素材の風味を生かす和食にもよく合います。 -
純おいしいねりごま黒パウチ
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香りが強く、独特なコクがあるため料理にごまの存在感をだします。 -
純おいしいねりごま金パウチ
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金ごまは香りが高く、濃厚なごまの風味をお楽しみいただけます。
スタンドパウチなので、分離しても容器ごと揉みほぐすことができます。
ごま100%で添加物を一切使用していません。
担々麺、トースト、和え物、鍋物やしゃぶしゃぶのタレなどにお使いください。
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