余ったごまの大量消費レシピ!万能だれや簡単スイーツをご紹介
2022/08/10
ごま和えなどの料理や仕上げのトッピングなどに活躍する“ごま”。
しかし、時々うっかりして
「しばらく使わずに放置してしまった!」
「まだ残っているのに追加で買ってきてしまった……」
という事態になり、ごまを持て余してしまうことはありませんか?
ごま和えやトッピング以外でどのようにごまを消費したらよいか、悩んでしまうこともありますよね。
この記事では、ごまを大量消費できる簡単レシピを紹介します。
作り方のポイントやアレンジ方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
たっぷりごまのみそだれ|アレンジいろいろ
ごまをたっぷり使った味噌だれのレシピです。ここで詳しく紹介するのは、使い切りやすい量を電子レンジでさっと作る方法。2倍量以上を作り置きしたい場合は、鍋を使って作りましょう。
材料
- a.みそ……大さじ2杯(36g)
- a.砂糖……大さじ2杯(18g)
- a.酒……大さじ1杯(15g)
- すりごま……大さじ3杯(18g)※炒りごまをすって使ってもOK
作り方
aの調味料を耐熱ボウルに入れ、全体がしっかり馴染むまで混ぜあわせる。
ボウルにはラップをかけず、そのまま電子レンジ600Wで1分間加熱する。(500Wの場合は1分10秒)
アルコールが残っているようであれば、追加で10〜20秒加熱してアルコールを飛ばす。
調味料が入ったボウルにすりごまを加え、混ぜ合わせて完成!
【使用例】焼き豆腐、焼きなす、蒸し鶏、温野菜など
<ポイント>
使う味噌は渋みのある豆味噌(赤味噌や八丁味噌)ではなく、米味噌や麦味噌がおすすめです。
2倍量以上をまとめて作る場合は1倍量につき水大さじ1杯を混ぜあわせ、鍋に入れて加熱しながらアルコールを飛ばしてください。
アレンジ(1)ごまみそつゆ
ごまみそだれに麺つゆと酢を混ぜて、さっぱりとしたつけつゆにアレンジ。そうめんや細いうどんにぴったりです。冷やし中華のたれとして使うのもおすすめですよ。
<材料>
- ごまみそだれ……レシピの全量
- 麺つゆ(3倍希釈)……40ml
- 水……160ml
- 酢……大さじ1杯(15g)
<作り方>
- ボウルなどで材料をすべて混ぜあわせ、冷蔵庫で冷やす。
- ゆでて冷水で締めたそうめんやうどんに、作ったつゆを添えて完成。
<ポイント>
お好みですりおろした生姜やにんにく、小口切りのねぎを加えてもおいしくいただけます。
アレンジ(2)きゅうりとツナのごまみそ和え
塩もみしたきゅうりとツナ、調味料を和えるだけ!暑い時期にもさっと作れる、お手軽な副菜レシピです。
<材料>
- きゅうり……3本(目安300g)
- ツナ缶……1缶(目安70g)
- 塩……小さじ1/2杯
- ごまみそだれ……レシピの1/2〜2/3量(大さじ3杯分 約45g)
- すりごま……適量
<作り方>
- きゅうりは縦半分に切り、斜め5mm幅で薄切りにする。
- きゅうりをボウルに入れ、塩を振りかけて軽くもみ、10分ほど置いておく。
- ツナ缶の油を軽く切る。(水煮の場合も同様)
- 塩もみしたきゅうりの水気をよく絞ってボウルに入れ、油を切ったツナ、ごまみそだれを加えて混ぜあわせる。
- 器に盛り、適量のすりごまをトッピングして完成!
<ポイント>
ツナ缶は鯖の水煮缶でも代用可能です。お好みでマヨネーズを大さじ1杯加えると、まろやかな味わいになります。
アレンジ(3)キャベツと豚肉のごまみそ炒め
いつもの肉野菜炒めも、ごまみそだれで味つけすれば一気にご飯が進む味わいに。キャベツを香ばしく焼き付けるのがポイントです。
<材料>
- キャベツ……1/4個
- お好みの豚肉……200g(こま切れやバラ肉の薄切りなどがおすすめ)
- ごまみそだれ……全量
- すりおろしにんにく……お好みの量(小さじ1/2杯〜)
- サラダ油……適量
<作り方>
- キャベツは一口大のざく切りにする。豚肉が大きい場合は、食べやすい大きさにカットする。
- ごまみそだれにすりおろしにんにくを加え、混ぜあわせる。
- フライパンに適量の油をひいて中火で熱し、キャベツを加えて焦げ目をつけるように炒める。
- キャベツに香ばしい焼き目がついてしんなりしてきたら、フライパンの片側に寄せて豚肉を加える。
- 豚肉に8割ほど火が通ったら、2のごまみそだれを加えて全体を炒め合わせる。
- たれが絡んだら器に盛り、完成!
<ポイント>
にんにくの量はお好みで増減してください。パンチを効かせた味わいにしたい場合は、小さじ2杯を目安にしてにんにくの量を増やしましょう。
キャベツはなすやピーマン、豚肉は厚揚げなど、食材を変えてもOK。豆板醤を小さじ1/2杯ほど加えれば、ピリ辛アレンジも楽しめます。
ごまホットケーキ|混ぜるだけで完成!
ぷちぷちした食感と香ばしい風味がおいしい、ごまたっぷりのホットケーキです。加えるごまは、白ごまと黒ごまどちらでもOK。炒りごまとすりごまをダブル使いすることで、食感と味わいを両方楽しめます。
材料
- ホットケーキミックス……1袋(150g)
- 卵……1個
- 牛乳……100ml
- すりごま……大さじ1杯
- 炒りごま……大さじ1杯
(※卵と牛乳の分量は、お使いのホットケーキミックスに応じて変更してください)
作り方
卵と牛乳をボウルに入れ、卵のコシがなくなるまでよく混ぜる。
(1)のボウルにホットケーキミックスとすりごま、炒りごまを加え、少しダマが残るくらいまで混ぜあわせる。
完成した生地を、通常のホットケーキと同じようにフライパンで焼き、完成!
ごまホットケーキのポイント
加えるごまは、すりごまと炒りごまを合わせて大さじ3杯まで増やせます。ごまの種類は白ごま、黒ごま、金ごまなど、お好みのものをご使用ください。
はちみつごまビスコッティ|プチッと香ばしい♪
ビスコッティは「二度焼いた」という意味がある、イタリアの郷土菓子。名前のとおり2回に分けて焼くことで、独特のザクザク食感に仕上がります。
具材はナッツやチョコが一般的ですが、今回はごまとはちみつでアレンジ。甘くてほっこり香ばしく、コーヒーはもちろん日本茶にもぴったりな味わいです。
材料
- 卵……1個
- 砂糖……30g
- はちみつ……小さじ2杯(約14g)
- 塩……ひとつまみ
- サラダ油……大さじ1杯(12g)(※菜種油や米油など、クセが少ないお好みの油で)
- 薄力粉……120g
- ベーキングパウダー……小さじ1/4杯(1g)
- お好みの炒りごま……100g
作り方
ボウルに卵と砂糖を加えて泡立て器ですりまぜ、よく馴染ませる。はちみつ、塩、サラダ油の順に加えて、その都度しっかりと混ぜる。
(1)のボウルに薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら入れ、炒りごまも加え、ゴムベラで粉気がなくなるまでさっくりと混ぜる。
完成した生地を二等分にしたら、手に分量外の油をつけて生地をまとめつつ、オーブンシートを敷いた天板の上に乗せる。指先で押し伸ばしながら、厚さ1cmの長方体になるように成型する。(20cm×6.5cmが目安)
170度の予熱したオーブンで15分焼き、焼き上がったら取り出して一旦冷ます。
冷めた生地を1cm幅に切り分け、断面が上になるようにオーブンシートへ並べる。140度に予熱しなおしたオーブンで35分焼き、断面が堅くなっていれば完成!
はちみつごまビスコッティのポイント
二度焼きしたあとは、しっかり冷めるまで触らずに置いておきましょう。砂糖は上白糖やグラニュー糖などをお好みでご使用ください。きび砂糖を使うと、より素朴な味わいに仕上がります。
まとめ
長持ちするごまも、放置してしまうと味が落ちてしまいます。もし多めに余ってしまったら、風味が落ちないうちに使い切りましょう!
使い道にお困りの際は、ぜひこの記事で紹介したレシピを参考にしてみてくださいね。
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